連写機能

連写に関わるカメラの機能について説明します。
 
<レベル1>
・連続撮影モード
基本としては、ピント合わせの仕方を知っておけばOKです。
あとはシャッターを押すだけです。
どうせなら、連続撮影のモードにしておきましょう。
1枚1枚シャッターを押さなくても撮り続けることができます。
キヤノンのカメラの場合は、「ドライブモード」を「連続撮影」にします。)
 
補足ですが、撮影モードは、連写ができるものであればなんでも構いません。
モードの差異がよく分からなければ、いちばん基本的な自動モード(フルオート)にしておけばいいでしょう。
キヤノンのカメラの場合は、「モードダイヤル」を「P (プログラムAE撮影)」にします。)
 
もう1つ補足ですが、オートフォーカスモードとしては、止まっているレイヤーを撮るコスプレ写真なので、デフォルトに設定されている普通のものにしておけばよいです。
キヤノンのカメラの場合は、「AFモード」を「ONE SHOT」にします。)
  
<レベル2>
・ブラケティング
「オートエクスポージャーブラケティング(AEB)」という機能を使用すれば、写真のヒット率が高まります。
これは、暗め・普通・明るめというように、1枚づつ明るさをずらして連続撮影する機能です。
±1/3〜±1くらいに調整します。
キヤノンのカメラの場合は、「AEB設定」にして、「AEBレベル」を決めます。)
 
撮った画像を確認しながら撮ればブラケティングは不要のようですが、液晶で見る画像はそんなにあてになりませんし、その場での自分の判断もあてになりません。
 
<レベル3>
・マニュアルフォーカス
ブラケティングだと、連写は一般的に3枚ずつしかできません(KissDNの場合)。
3枚撮るごとにピントを合わせなければなりません。
これでは連写効率がわるくなります。
 
そこで、レンズの側面にあるフォーカスモードスイッチを使います(古いレンズにはないかもしれません)。
通常は、このスイッチが「AF(オートフォーカス)」になっていて、自動的にピントを合わせることができます。
これを「M(マニュアルフォーカス)」にすると、レンズを回して手動でピント合わせすることになります。
 
撮影手順は次のとおりです。
まず、フォーカスモードスイッチを「AF」にしてピントを合わせて撮影します。
その後、スイッチを「M(マニュアルフォーカス)」にします。
そしてシャッターを押すと、先に合わせたピントで撮影することになります。
被写体が動かなければ、いちいちピント合わせせずに連写できます。
 
このテクニックは、1枚ずつ撮るモードのときも同様に使えます。
レイヤーなら、カメコが撮影するときに、顔にピントを合わせた後レンズを下にずらす、というちょっと奇妙な動作の繰り返しには馴染みあることでしょう。
この繰り返しは時間がもったいない、というか、どんくさいです。
オートフォーカスの精度は完璧ではないので、いちいちピント合わせした方が、ピンボケのリスクは減少しはしますが・・・