カメコ日記(コミケ2日目・TFT)

2週間ほど前に、コミケに行かねばと思いつきました。
めんどくさいし、お金もかかるし、とても疲れそうだしと、あまり期待はしてなかったけど、今を逃すともうチャンスがないかもしれないので、とダメもとで。
しかし、予想外に楽しかったので、久しぶりにカメコ日記を記しておくことにします。
 
現地に着いたのは9:30。
京都から新幹線で行ってこんなに早いとは。
南港イベントに行くのでも2時間近くかかるのに。
関係ないが、スーパーベルツの曲にあった路線に乗ったことに気づき嬉しかった。
 
さて、会場に入るための列に並ぶつもりもなく、うろうろしたり、ベンチで本読んだりしていた。
会場警備員のおにいさんに話しかけてみると、予想どおりコミケ経験値が高いオタクだった。
・・・コスプレへ行くなら、西側に並んでください。
順調に行けば、11:00くらいになったら列はなくなるでしょう。
3日目の明日は、並ばずに入れるのは11:30頃かもしれない。
コミケスタッフの手際よさはすごい、警備にほしい。
「男幕薄いぞ、なにやってんの」状態がどうのこうのと、いろいろ教えてもらった。
おかげでモラルが上がった。ありがとうございます。
 
待ち時間の間、となりでコスプレ博の会場を見に行く。
TFTという有名なところだ。
イベントはまだ始まっていないが、待っている人たちが100人くらいいそう。
丸い机で化粧している姿が、鶴見緑地の休憩所と同じ。
どこも同じということか。
 
すぐに11:00となって、会場へ。
たしかに、げんしけんと同じ景色だ。
 
そして、コスプレ広場に到着。
コスプレ広場の90%は、企業ブースの列を置くための場所になっている。
そのため、撮影会ゾーンは細長く形成されている。
華やかでカメコ人気のレイヤーがすでにけっこういる。
カメコも多くいる。
スタッフが、「5,4,3,2,1」と言って、囲みを解散させている現場をついに見た。
 
企業ブースの列が減るにしたがい、コスプレ広場が拡張されていく。
人々がコーンを持って、スタッフの指示に従って一斉に動かしていくのは、恒例のいい状況なんだろう。
 
自分のカメコ活動としては、おにいさん2人の合わせを撮らせてもらったのを皮切りにひたすら撮っていく。
遭遇した知り合いは、レイヤー3人、カメコ1人。
関西のイベントで見かけたことある人は、3人くらい。
コミケに来てコスプレしてる関西人は意外にすくないのかなあと思った。
 
カメコが多いときは囲み撮影になる。
レイヤーが多いため、待つカメコはあまりない。
皆さっさと撮って去るので、次々に撮っていくことが可能だ。
その上、レイヤーは気合が入っていて、またレベルが高い。
というか、最強レベルのイベントだ。当然か。
 
撮らせてもらったときには、ほとんどの人に名刺を渡した。
渡せなかったのは撮影が途切れないときくらい。
消費した名刺は全部で40枚ほど。
もらった名刺は2枚。
この場所で名刺をいただけるのは嬉しい。
 
レイヤーの傾向としては、かわいい系の衣装の人が目立つ。
暑さを無視して、手の込んだ衣装の人もわりといる。
モデル的な美人さんをしばし見る。さすが東京。
1人で行動している人の割合が多い。
高校生程度の若い人が少ない。平均年齢高そう。
撮りたいと言って受け入れられやすい。
・・・このような印象だ。
  
暑いといっても今日はまだましな気候だった。
それでも2時間くらいで疲れたんで、他のところを見に行くことにした。
 
人波に流されて会場内をふらつく。
西館と東館に大きく分かれていることがわかった。 
東の同人誌ブースは巨大だ。
その裏の駐車場で昼食にパンを食べた。平和な時間だった。
 
コスプレ広場に戻った頃に雨が降ってきた。
じきにどしゃ降りになってきた。
雨の中、カメコたちに撮られているお姉さんが神々しい。
 
大雨のためコスプレ中止になったので、こんどは企業ブースへ行く。
ここがいちばん人口密度が高い。
しかし、興味あるものなし。
 
コスプレ広場は再開されなさそうなんで、TFTへ向かう。
今日会った知り合いのカメコに、TFTとディファとどちらがいいかと質問したら、TFTの方が人多くてよいとのことで、こちらにした。
2500円は高いけど、相場なんだろうな。
 
TFTは人が多かった。
多すぎて撮影場所がなくて、これはダメだとはじめ思った。
でも、外で写せるところはまだ空いていた。
1人2人でいる人が多く、そして撮りたいと感じる人が多い。
そして、なぜかカメコが少ない。
ここでひたすら撮っていく。
コミケよりもよい環境だ。
また、ちょっとしたコミュニケーションができた人もいてよかった。
知り合いがいないイベントでこれだけ撮れて、そして楽しめるのはすごいことだ。
このへん、ぜんぜん期待していなかった意外さである。
もしかして、よそ者の多い東京は、人を受け入れやすいんだろか。
今日、ここへ来ている人はやさしい人たちなんだろうか。
    
名刺は必ず渡していった。
19:30までいて、40枚くらい消費しただろう。
明日の分が足りなくなったのでコピーをしに行った。
100円ショップがあるので、ハサミも購入。
このへんはなぜか便利なところだ。
 
名刺をくれるレイヤーが多かった。
関西イベントではあまり名刺もらえないので、不思議に感じる。
名刺くれた人には写真送らないといけないな。
 
カメコに関して触れておくと、関西のイベントよりも数は少ないけども、撮るのが長い。
それにしてはじっくり撮りすぎだ。
レイヤーも、後ろで待つ自分も辛い。